機械装置や車両・エンジンなどの加工・組立・試験・検査などを行うためには、基準平面が必要になります。そのような場合に、大和重工の大型鋳物定盤が活躍いたします。当社では最大3m×8mまで一体型での定盤製作が可能で、設計から製作・据付にいたるまで、ワンストップで対応いたします。さらに定盤据付後も、平面精度を長く維持し続けられるよう校正メンテナンスも行いますので、大型鋳物定盤のことなら大和重工までお任せください。
機械装置・用途や耐荷重などの定盤使用条件に基づき、構造解析・鋳造解析や応力解析を行い、最適な剛性設計・構造設計をいたします。また、当社独自設計の組み込みジャッキにより、大型精密定盤の平面度維持と平面度変化を最小限に抑えます。
当社では定盤設計の前に、お客様が使用する機械装置や用途・耐荷重等の条件面の詳細なヒアリングを行い、それらの情報に基づき最適な剛性・構造設計を行います。その際に、定盤の構造解析・鋳造解析・応力解析やCAE解析を行い、データに基づいた安心・安全な定盤設計をいたします。
当社では定盤の細部まで設計工夫を凝らしております。定盤を支える基礎となる鋳物の黒皮部分には、単純なリブ構造ではなく、工作機械等に採用されている剛性の高いボックス構造を採用しております。またレベル調整部分に独自設計のジャッキを組み込むことで、平面度の維持と変化を最小限に抑えることができます。
当社の定盤は、20年、30年先まで変わらず使い続けられるように、アフターメンテナンスを考慮した設計を行っています。レベル調整時に上面から調整できるような構造を採用し、ジャッキによる平面度の維持管理が容易になるよう設計を行っております。