機械装置や車両・エンジンなどの加工・組立・試験・検査などを行うためには、基準平面が必要になります。そのような場合に、大和重工の大型鋳物定盤が活躍いたします。当社では最大3m×8mまで一体型での定盤製作が可能で、設計から製作・据付にいたるまで、ワンストップで対応いたします。さらに定盤据付後も、平面精度を長く維持し続けられるよう校正メンテナンスも行いますので、大型鋳物定盤のことなら大和重工までお任せください。
数十トンに及ぶ重量物であっても支えることができる大型鋳物定盤を、高精度で調整し据付いたします。設計段階から据付まで一貫対応を行うからこそ実現できる、「1/1000mm、髪の毛1本分の誤差」に抑える理想平面と言えます。
大型加工機などの設置時、加工した製品精度に影響を及ぼさないよう規定数値内の基準平面が必要となります。当社では「高精度デジタル水準器」を使用し、定盤出荷前および定盤据付後に平面度検査を行うことで、規定数値内の基準平面を実現しております。
定盤は重量物を積載するケースも多く、その際に定盤の上面硬度や耐久性が重要となります。その点で当社の大型鋳物定盤は、独自の鋳造技術により大型の定盤であっても全面硬度を保証いたします(Hs(ショア硬度)25以上)。硬度が高い定盤であれば、打痕もつきにくく摩耗にも強いため、平面度の維持管理も容易となります。
当社ではJIS2級平面度を大型定盤であっても対応しております。定盤におけるJIS2級とは、「1/1000mm、髪の毛1本分の誤差」に抑える平面度であり、まさに理想平面と言えます。設計段階からお客様の仕様に沿った最適設計を行い、それぞれのお客様の環境下で精度調整を行うことで、このようなJIS2級平面度を実現しております。