種類 | 試験定盤 |
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業界 | 船舶 |
設置先 | BEMAC株式会社 みらい工場 |
用途 | 動力試験 |
材質 | FC300 |
定盤耐荷重 | 3000mm×9000mm︓4ton/㎡、3000mm×2000mm1ton/㎡ |
定盤総面積 | 3000mm×9000mm、3000mm×2000mm |
対象製品重量 | 3000mm×9000mm︓約30ton、3000mm×2000mm︓約1ton |
上面加工・特殊加工 | Tスロット溝を格子状に加工 |
定盤平面度 | 3000mm×9000mm︓0.124mm/全面、3000×2000mm︓0.55mm/全面 |
隣接段差 | - |
ジャッキ方式 | ネジ式ジャッキ |
定盤施工方法 | 定盤ピット底部に設けた溝に本アンカーをセットし、無収縮モルタル打設にて固定。その後⼆期工事で定盤平面度調整を⾏い、ピット周辺の縞鋼板を設置して完了。 |
出⼒の⼤きな試験体の試験用定盤として、ご相談を頂きました。定盤上に乗るワークの重量も非常に⼤きいこともあり、定盤上で試験を⾏った際に⼤きな⼒が定盤の基礎部に掛かることが課題として考えられていました。
そのため、通常の接着式アンカーではなく、ピット底面に設けた溝に無収縮モルタルを打設することでアンカー固定を⾏う、本アンカー仕様で提案させて頂きました。また、様々なサイズの試験体を定盤上で使用されるため、Tスロット溝を格⼦状に設けることで、使い勝⼿の向上も実現いたしました。
通常では3000mm幅の定盤の最⼤⻑は8000mmまでとなりますが、お客様が9000mmをご要望されていたこともあり、⼀部形状を工夫することにより⼀体構造で3000mm×9000mmサイズの定盤を実現し、お客様にご満足いただくことが出来ました。