
組立定盤
種類 | 組立定盤 |
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業界 | その他 |
用途 | 大型製品の組立作業 |
材質 | FC300 |
定盤総面積 (定盤サイズ×枚数) | 3000×13000㎜–1面 3000×12000㎜–2面 |
対象製品重量 | 約150t |
校正メンテナンス概要 | 専用工具を使用し、定盤の平面度調整を実施。経年変化による平面度数値を再調整し、定盤据付時と同等の数値まで平面度を修正。その後、定盤上面にポリッシャー研磨を行い、各種消耗品の交換も実施。 |
過去に定盤を納入させていただいたお客様から、定期的な定盤メンテナンスについてご依頼をいただきました。
本定盤は2分割仕様、全長13mの長さの定盤で、約150tにもおよぶ大荷重ワークが積載されることから平面度の経年変化による影響が懸念されました。そこで、定盤単体ではなく、定盤全体の平面度を調整をさせていただきました。また、定盤上面の汚れや錆びについても、フロアポリッシャーによる研磨や清掃作業も併せて実施いたしました。その結果、定盤平面度は規定数値内に収まり、お客様からもご満足いただけました。
大和重工では、製品荷重が非常に大きい場合でも十分な剛性を持たせた定盤の製作が可能です。また、定盤の新規製作だけではなく大荷重・長尺となる定盤のメンテナンスにつきましても、高精度な要求にお応えすることが可能です。製品重量や、長尺のサイズ向けの定盤についてお悩みの際は、ぜひ大和重工までお問い合わせください。
精密な測定や加工を行う上で、基準となる「定盤の平面度」は非常に重要な要素です。定盤の平面度が維持されていなければ、計測誤差や加工精度の低下につながる恐れがあります。当社では、大型精密鋳物定盤の設計・製作だけでなく、定期的な平面度校正やメンテナンスも実施し、長期にわたって最適なコンディションを維持するサポートを提供しています。
定盤の平面度は経年劣化や使用環境によって変化するため、定期的なメンテナンスが必要です。当社では、「定盤の命は平面度」という考えのもと、
・フロアポリッシャーによる研磨
・砥石によるかえり傷の除去
・平面度測定・再レベル調整
を実施し、据付時の精度を維持します。
>>定盤の平面度校正・メンテナンスを実施するアフターフォロー体制
「既設の定盤の精度が気になる」「定盤の移設後に平面度が変化していないか確認したい」といったお悩みにも対応可能です。他社製の定盤であっても、当社の豊富な施工実績と専門技術を活かし、
・定盤構造・レベル調整機構を予測した上で平面度校正
・平面度改善プランの提案
・校正証明書の発行
をワンストップで対応いたします。
定盤の精度を維持するためには、定期的な測定が不可欠です。当社では
・高精度デジタル水準器を用いた平面度測定
・トレーサビリティを確保した平面度測定
・測定データの記録と報告書の作成
という流れで定盤の正確な平面度測定を行い、校正を実施いたします。
校正メンテナンス後には、
・校正メンテナンスの完成報告書
・校正前後の測定データ
・電子水準器の校正証明書
を発行し、品質管理やISO監査に対応できるようにしています。
「新規に定盤を導入したい」「古い定盤をリニューアルしたい」というご相談も承っております。
・最大3m×8mまでの一体型鋳物定盤の製作
・CAE構造解析による最適設計
・据付作業まで一貫対応
【定盤校正メンテナンス】
定盤をお使いの方へ、メンテナンスについてのご案内資料です。メンテナンス実施までの流れや当社のメンテナンス事例などを記載しておりますので是非ご覧ください。
当社の「大型定盤 校正メンテナンス」サービスを活用し、定盤の精度を長期的に維持しませんか?