ご相談の一例
当社では、最大で3m×8mの超大型鋳物定盤を製作可能です。特に、大型製品や装置の組立においては、定盤間段差が課題になることも多いため、分割数を減らすことが求められます。
当社の鋳物定盤は最大で3m程度となるため、分割数を最小限に抑え、定盤間の段差や精度低下を防ぐことができます。さらに、CAE解析を用いた剛性設計により、60tを超える重量物にも対応可能な耐荷重設計を施しています。
設計、製造、据付までを一貫対応する当社ならではの定盤生産体制により、お客様のニーズにお応えした組立用定盤の製作をいたします。
治具固定や特殊用途の作業において、Tスロットやタップ穴などの上面加工が欠かせません。当社では、お客様のニーズに応じて柔軟なカスタマイズを行い、T溝加工やタップ穴加工など、高精度な組立用定盤の上面加工を施します。
当社はこれまでに、装置やエンジン等の様々な用途に向けて大型組立用定盤を製作した実績がございます。そこで培ったノウハウを元に、定盤用の治具製作からご提案並びに作成まで対応しております。
高精度な平面度を保証する大型定盤は、大型装置の組立や試験作業において不可欠な設備です。しかし基準平面とならない定盤の場合、装置組み立ての際に誤差が生じたり、定盤上でなく土間で大型装置の組立を行っているために、最終的にはシムで細かく調整をしているというケースも多々ございます。
当社の大型組立用定盤は、設置時に高精度水準器を用いた立会検査を行い、理想平面を実現します。そのため、大型装置の組立時でも軸直結0.1mm以内の精度で実施することができます。
当社ではJIS2級相当の平面度を大型定盤であっても対応しております。定盤におけるJIS2級とは、「1/1000mm、髪の毛1本分の誤差」に抑える平面度であり、まさに理想平面と言えます。設計段階からお客様の仕様に沿った最適設計を行い、それぞれのお客様の環境下で精度調整を行うことで、このようなJIS2級相当の平面度を実現しております。
定盤に関する専門知識やノウハウが満載のコラムです。
私たちは、広島安芸高田市から
国内で唯一「五右衛門風呂」「鋳物ホーロー浴槽」を
造り続けているものづくりメーカーです。
天保2年の創業以来から培ってきた伝統と確かな技術で、
ものづくりを通じて皆さまに「驚きと感動」を感じてもらいたいという
想いを込めて今に伝えます。
大型鋳物定盤を数多く製作してきた
当社だからこそできる
商品・サービスについてご紹介いたします。